出産後の入院…母子同室&大部屋で舌打ちされた体験談と大部屋と個室の比較!

プレママ
出産してからの病室って選べるの?
りっか
分娩を希望している施設によりますね!
私は総合病院の大部屋、母子同室で予想外の展開になって後悔しました…。
プレママ時代の自分には想像できなかった展開だったので、プレママ・プレパパの皆さんに経験を共有したいと思います。
 
  1. 母子同室で大部屋を選んだ理由
  2. 出産後、病室に他の赤ちゃんがいなかった理由
  3. 大部屋と個室のメリット・デメリット
  4. 総合病院ならではの事情
 
結論ですが、出産後に絶対に個室で過ごしたいなら病室すべてが個室の病院を選びましょう!
大部屋と個室が混在している病棟だと、私のようにあとから希望しても個室には入れないことがあります。
 

母子同室で大部屋にした理由

私が息子の出産でお世話になったのは、総合病院の産婦人科です。
個人病院によくある、豪華なご飯やエステ、母子別室でゆっくり休める個室…とはかけ離れた、いたって普通の病院。
 
そして私が大部屋を選んだ理由はこの3つです。
  • 個室料金がもったいないと思った
  • 数日の入院なら大部屋で苦労することもないと思った
  • 病棟見学で見た大部屋が個室のように空いていた
プレママ
個室のように空いていたってどういうこと?

病棟見学した時はガラガラ

立ち会い出産を希望していたので、両親学級に参加したあとに病棟見学をしたのですが…。

どの病室もガラガラで大部屋に1〜2人しか入院していない!!!!

看護師さんによると、「いつもこれくらい空いていると」のこと…。

婦人科もあり、産科も婦人科もどちらも突発的な入院もあるため、分娩の受け入れ数も目一杯にはしていないんだそうです。
 
そこで、一番気にしていることを看護師さんに聞いてみました。
ricca-troubled-face
りっか
大部屋だと、赤ちゃんの声とかで迷惑かけちゃったりしませんか?
看護師さんは笑顔で答えてくれました。
「産後のママ同士が同室になるので、お互いさまだから心配することは何にもありませんよ!」
 
初めての出産で何も分からない私は、看護師さんのこの一言に激しく同意したんです。
お互いに産後ママなのだから、分かり合えるものかな、と。
今思えば、そんな簡単な話ではないんですけど…。
 
夫は総合病院かつ母子同室で大部屋という私のチョイスに不安を抱いていて、
「費用は気にしないでいいから、全室個室の病院にしたら?」と…。
 
夫のアドバイス、聞いておけばよかったです…。

産後に病室へ移動してみると…

母子同室なのに赤ちゃんがうちの子しかいない!

そしていざ、息子を出産したのが21時過ぎ。

日付けが変わる頃に病室へ移動すると、すでに入院されているママが一人いらっしゃいました。

息子との母子同室は朝食後からスタートすることになり、夜中の授乳は新生児室から息子を運んできていただけるとのこと。

ぐったりと倒れるように眠ってしまったのですが、明け方に別のママも入ってこられて4人部屋の中に3人ママがいる状態になりました。
 
翌朝、看護師さんが笑顔で息子を連れてきてくれて母子同室がスタート。
午後に有給をとった夫も昼過ぎに来てくれて、夫がおむつ替えしたり、赤ちゃんをあやす間に私も休ませてもらったり…。
 
夕方頃になると、少し周りを見る余裕が出てきて気付いたのですが、3人ママがいるのに、常時ママといるのはうちの息子だけ。
 
ミルクの時間になると赤ちゃんが来るママ、そして赤ちゃんが全然来ないママ…。
もしかして流産や死産などがあったのでは…もしそうだったら私と同じ病室に振り分けるなんて…とヤキモキ。
 
ところが、丸聞こえの看護師さんとのお話から、それぞれの赤ちゃんがとーっても元気なことがすぐに分かりました。
  • 1人の赤ちゃんは37週より早く生まれたため、小児科病棟でお預かりされていた
  • 別のママはママ自身の体調が悪く授乳の時間以外は赤ちゃんは新生児室でお預かりされていた

出産前の私はこういったママ達の事情を予想もしませんでした…。

母子同室が原則の病院でも、いろいろな事情で母子同室できないこともあるんです。

泣き止まない新生児(息子)と泣きそうな新米ママ(私)

息子は夜になるとなかなか泣き止まず、授乳したり、おむつを替えたり、新米ママなりにあの手この手で泣き止まそうと四苦八苦…。

今なら母乳が足りずに泣いていたんだろうと思いますが、産後すぐの私はなかなか思い付かず。

授乳室や廊下に出てあやしてみたり、少し落ち着いたかと思ってベッドに戻るとまた泣き出してしまう息子…。

どうしたものかとこちらが泣きそうになっていると…。

同じ病室のママ2人が大きく聞こえるように咳払いをしたり、「うるさーい!」と舌打ちしながら言ってきました…。

ricca-troubled-face
りっか
ご迷惑をおかけしているのはとても申し訳ないけど、私だって初めてのことでどうしたらいいか分からないんだよー!!!
 
 
まさか同じ病室のママ達から赤ちゃんの泣き声でクレームがくるとは…。
 
私以外のママ2人は帝王切開で産後の痛みにとても苦しんでいて眠れず、鎮痛剤を何度も看護師さんにお願いするくらい、辛い状況…。
しかも、2人は経産婦なので、おそらく赤ちゃんのあやし方にも慣れている…。
産後の辛い体調で、いつまでも息子を泣き止ませられない私にイライラしてしまったんだと思います。
とはいえ、ママ2人が痛みに耐えている「うぅー」とか「いたいー」とか、そんなうめき声で息子が起きてしまったり、私としてはもう踏んだり蹴ったりです。
 
 
あからさまに不快感を示されたことに、産後でメンタル不安定の私もどうしたらよいか分からない状態。
夜中は授乳室の住人かのように授乳室で過ごし、息子がウトウトしたらゆ〜っくりと病室に戻り、朝になるのをひたすら待っていました。
 
スヤスヤ泣いている息子を見たら涙が出てきて、「個室にすればよかった」と泣きながら夫に弱気のLINEを送りました…。
 
 
夫からの後押しもあり、看護師さんにも相談してみたのですが、
「個室は婦人科の患者さんが使っているので、りっかさんの退院予定日までは空きません…。」と。
 
結局、頼みの綱の個室も使えず、私が退院するまで同じ病室で母子同室で過ごしていたのは私1人でした。
 
それでも、赤ちゃんのお世話にも慣れてきて、ミルクを併用することで赤ちゃんも泣き止むことも増え…。
退院する頃には同じ病室のママが話しかけてくれたり、赤ちゃんを見せてくれたり…最終的には丸く収まった?感じです。
 
授乳室で出会った別の病室(大部屋)だった経産婦ママさんに聞いたところ…
  • 面会時間とはいえ、同じ病室のママのお見舞いに来る人数が多くて騒がしい
  • 同じ病室のママが夜中に電話している(看護師さんが注意しても聞く耳もたず)
  • すぐ退院だから気にしても仕方ない

ケロッとおっしゃっていて、経産婦さんはやはり頼もしいですね…。

「大部屋で一緒になるママを選べないし、今は個室も埋まっているから仕方ないよ!」と明るくおっしゃっていました。

大部屋と個室のメリット・デメリット

さて。ここまで私の体験談を書いてみました。

基本情報として、平成28年度の調査によると

正常分娩の平均入院日数は6日間。

個室差額の平均は6日間で16,580円。

https://www.kokuho.or.jp/statistics/birth/lib/h28nendo_syussan1-4.pdf

大部屋と個室のメリット・デメリットについて比較してみます。

  大部屋 個室
費用 ×
×

費用面は、大部屋と個室では比較しようがないくらい明らかですね。

私がお世話になった病院では、個室は1日あたり1〜2万円くらいしたと思います。

おトクに出産するなら大部屋一択です。

音に関しては大部屋だと私のように大変な思いをする可能性もありますが…。

総合病院の場合、個室も注意が必要ですよ!

個室のドアを閉めても音が気になる可能性はあります。

例えば、

  • ナースステーションに近い場合
  • 隣の病室が騒がしい場合

すべての病室が個室の病院であればこのような心配はいらないかもしれませんが、個室で手厚いケアを受けられる病院ほど、出産費用が高い傾向があります…。

総合病院ならではの事情

私も経験しましたが、総合病院で産婦人科病棟に入院する場合…。

いくら希望しても個室に入れない時があります。

それは、

  • 個室の数が限られる
  • 個室に入る必要のある患者さんがいらっしゃる場合もある

分娩予約の際には、入院してからも空いていたら個室にうつれる、逆に事前に個室を希望していも入れない可能性がある、とは聞いていましたが…。

まさか自分がそのタイミングにあてはまるとは!

 

もしかしたら、落ち込んだ気持ちを切り替えるだけで少しが心が軽くなったかも…。

あの時の自分に教えてあげたい必須アイテムを別の記事にまとめました。

≫産後の大部屋ストレスを乗り切るために用意しておくべきだったと後悔したアイテム

 

プレママ限定のお得情報ですが、妊婦限定情報誌がもらえるゼクシィBabyの登録はしてありますか?

妊娠が分かったらすぐに登録するとより多くの情報誌が自宅に届きますよ!

≫ゼクシィBaby登録で無料でもらえる妊婦限定情報誌のレビュー

まとめ:母子同室&大部屋での苦い経験と大部屋&個室の比較

産後の入院、大部屋でママ友ができたという話も聞きます。
一方で、私のように苦い経験をしたママもいますよね。
そんな思いをしたくない、というプレママは個室が確定する病院を選びましょう!
その子を産むのは一生に一度なので、後悔のない選択をして欲しいです。
 
 
今回は大部屋と個室だけを比較をしましたが、分娩施設を選ぶ時にはいろいろなポイントがあります。
  • 自宅からの距離
  • 安全面(新生児科医や小児科医が常勤かどうかなど)
  • 立ち会い出産ができるかどうか
  • 母子同室かどうか(別室を希望される方もいらっしゃいますね)
  • 個室か大部屋か
  • ママへのケアが手厚いかどうか

プレママ1人で選ぶと、大事なポイントを見落としてしまうこともあります。

 
りっか
この記事を読んだプレパパの皆さん、主体的に病院選びに参加してみてくださいね!
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪