完母でもミルクは必要?最低限のミルク用品が役立った5つの場面をご紹介します。

 
ricca
完母を目指すプレママさん、ミルク用品を準備するか迷っていませんか?
ほとんど母乳で育てた息子ですが、ミルク用品は保育園の0歳児クラス入園後の慣らし保育が終わるまで大活躍でした!
「完母」と言っても、私のように「ピンチの時にはミルクちょい足しの母乳メイン」というママも結構いるんじゃないかと思います。
「混合」というと、普段から「母乳+ミルク」というやり方ですが、私の場合はそこまでミルクは活用していないというか…。
この場合を「完母」と呼んでいいのか分かりませんが、「ほぼ完母」ではあると思います。
今回の記事は、これから出産準備をするプレママさん・プレパパさん向けに私の経験をご紹介します。
  1. 母乳メインで育てていてもミルクが役立つ場面があること
  2. 実際にミルクが役立った5つの場面
  3. 完母を目指していてもミルク用品を準備すべき理由

母乳で育てていてミルクが役立った場面は?

振り返ると母乳メインで育てながらミルク用品が役立った場面は5つあります。
  • 母乳の量が安定するまでのサポート
  • 授乳による乳首の痛みが辛い時
  • ママの体調不良時
  • 子どもを預ける時
  • 0歳児で保育園入園後、慣らし保育が終わるまで
ricca
「病院からの指導でミルクを足す」「慣らし保育」など、母乳だけでは乗り越えられない場面もありました。
それではさっそく、ミルク用品が役立った5つの場面を紹介しますね。

母乳の量が安定するまでのサポート

出産前に早めにミルク用品を準備した方が安心できるママさんもたくさんいると思います。

ricca
実は私、ミルク用品を揃えずに出産して産後の疲れ果てた状態で慌ててAmazonで最低限のミルクグッズを揃えました…。
先輩ママや助産師の友人に出産前に聞いてみたところ
「ミルク用品は産後の母乳の出方や赤ちゃんの飲み具合をみてから購入しても間に合うよ!」とアドバイスされていたので、準備せずに出産することを決めたのですが…。
これが後に大変な苦労を引き起こすとは知りもせず…。

産後数日でさっそくミルクデビュー!

私がお世話になった産院は、基本的には母乳育児を推奨していました。
「2.5〜3時間おきに授乳するように」と指導があり、そのタイミングで助産師さんが声掛けに来てくださる手厚いサポートがありました。
ただし、出生した体重から基準を下回るとミルク併用を始めるとのこと。

 
ricca
「生理的体重減少」といって、生まれて数日は赤ちゃんの体重は出生時より減ることがあるそうです。
息子も体重の増え方が足りないとのことで、産後数日でミルク併用がスタートしました。

振り返ってみると、せっせと指導に従って授乳を続けるも、飲ませる私も飲む息子も慣れない授乳に大苦戦…。

乳首から出血して私がアタフタしてしまったり、試行錯誤を繰り返しました。

お世話になった産院ではカップ(コップ)でミルクを飲ませていたのですが、毎日お世話のために通ってくれていた夫がカップで飲ませるのがとても上手で、夫が来てくれるのを心待ちにしていたことも、今となっては懐かしい思い出です。

そんなボロボロの産後を過ごしていたので、ミルク用品を出産前に準備しておいた方がよかったな、と…。

ricca
たしかに産後でもミルク用品の準備は間に合ったのですが、ボロボロの状態でミルク用品を検索するのがとてもきつかったです…。

乳首が切れて辛い…搾乳した母乳を飲ませたことも

退院して2週間後の母乳外来でミルク卒業を指示され、ミルク断ちをしました。
その後も、なかなか上手に母乳を吸えない息子…。
授乳により乳首が切れてしまうことがあり、その度に搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませて乳首を休ませていました。

ricca
出産するまでは、授乳することで乳首が切れて痛むなんて想像もしたことがありませんでした…。
慣れてくると授乳は癒しの時間に変わっていきましたが、それまでは歯を食いしばりながら授乳するという、自分の描いていた理想とかけ離れた授乳時間を過ごすことも。

ママが肺炎に!最低限の母乳は飲ませつつパパがミルク担当に

ricca
息子が生後5ヶ月頃、私が肺炎になりました。
高熱+胸にしこりがあったので母乳外来を受診、「乳腺炎でしょう」と言われ、
内科で処方された内服薬を飲んたのですが、一向に熱が下がらず…。
改めて内科を受診し、レントゲンを撮っていただいて「肺炎だね!」と。
点滴を打っていただき、薬を切り替えてやっと解熱しました…。
(授乳中であることを考慮して処方していただきました)
解熱するまでの数日間、息子には可能な範囲で母乳を飲ませ、睡眠を優先したい時には夫にミルクを飲ませてもらっていました。
この頃にはすっかり母乳ばかり飲ませていたので、ミルクを併用することで母乳がたまって乳腺炎になるリスクもあったので、高熱にうなされつつ意識が朦朧としながら授乳した数日でした。
 
ricca
新生児期から息子にミルクを飲ませていた夫は急なミルク要請にもスムーズに対応でき、何とも心強い存在でした!
ミルクのいいところは、ママ以外も授乳を担当できること!
特に体調不良時はゆっくり休むことを優先したいですよね。
もちろん、体調不良以外にもミルク用品が役立つ場面はありましたよ!

子どもを預けて外出する時

あまり息子を預けて出掛けることは多くなかったのですが、何度か実家に預けて買い物などの用事を済ませたことがあります。

ミルク用品があると、いざという時に夫や祖父母に子どもを預けることが出来るので心強いですよ!

我が家はそこまで頻繁に実家に息子を預けることはなかったので、預ける時に実家にミルク用品一式を持っていき、回収して帰るという流れでした。

頻繁に実家に預ける予定があれば、一式揃えて実家に置かせてもあるのもアリだと思います。

0歳児クラスに入園!自宅でもミルク練習開始

0歳児で保育園に入園する場合は、月齢にもよりますがミルクを保育園で飲ませてもらうことになりますね。

母乳メインで育てていても、保育園に入園すれば哺乳瓶でミルクを飲めないと預かってもらえません。

我が家の息子も慣らし保育には苦戦したのですが、1ヶ月間の慣らし保育中には毎日ミルク用品が活躍していました!

慣らし保育の記事は別にまとめているので、ご興味のある方は読んでみてください。
1ヶ月間の慣らし保育でミルクを飲ませることに苦戦した経過をご紹介しています。

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完母を目指していてもミルク用品を準備すべき理由

ミルク用品が役立った5つの場面を振り返ると、そもそも産後すぐに必要になったことから、ミルク用品は出産前に準備すべきだったと思います。

 
ricca
それに、産後すぐに使わないとしても急なママの体調不良の際にミルク用品がないと、ママの体を休めることができません。
また、子どもを哺乳瓶に慣れさせておくことは、ゆくゆく保育園に入園する可能性があるならプラスの経験ですよ!
そして、パパがミルクを飲ませられることはとても心強い。
もちろん、ミルクを準備・飲ませる・片付けるまでをセットでできるパパが理想ですね。
出産準備の時点からミルク用品も準備してパパにも積極的に関わってもらう…。
それによって、パパとしても赤ちゃんとの生活のイメージがより具体的にわきますし、「パパ」としての自覚が強くなること間違いなし。
このように、出産前にミルク用品を準備することで
  • 産後ボロボロの状態でミルク用品を選ぶ必要がない
  • 産後に慌てずにミルク育児を始められる
  • ママの急な体調不良時にもパパがミルクを担当できる

保育園に0歳児で入園させる場合にはミルク用品はほぼほぼ必要になりますよ。

今はインターネットでも簡単にミルク用品は揃えることができます。
「産後でいいや」と先送りせず、出産前にささっと準備してしまいましょう!

我が家で揃えた最低限のミルク用品はこちらの記事にまとめました。

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ricca
私のように、産後ボロボロの状態でミルクグッズを揃えるような苦行は皆さんしないでくださいね!

まとめ

今回は、母乳メインで育てた息子の育児を振り返り、ミルク用品が役立った5つの場面をご紹介しました。

 
ricca
繰り返しになりますが、ミルク用品は出産前に準備しておいて損はありませんよ!
今回の記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。